バルデナフィルを有効成分とするバリフ(Valif)は、インドで製造・販売されているED治療薬です。 インドなどの海外製造されたレビトラのジェネリックとして、インターネット通販サイトで安く手に入れることができますが、ニセモノが多くさや副作用の心配があるためおすすめできません。なぜおすすめしないのか、理由を詳しく見ていきましょう。
バリフとは
バリフはバルデナフィルを有効成分とするED治療薬で、レビトラのジェネリック医薬品です。 インドのムンバイに本社があるアジャンタファーマ社によって発売されています。 厚生労働省の認可を受けていないため、日本では処方することができません。
アジャンタファーマ株式会社のバリフについて訴訟問題
アジャンタファーマ社(Ajanta Pharma Ltd)は、いくつかの国で製品を販売しており、特にジェネリック医薬品(後発医薬品)の製造に中心を置いています。ED治療薬でみていくと、バリフだけでなく、タダリスやカマグラの製造も行っています。
そんなアジャンタ・ファーマ社は、レビトラを販売する製薬会社のバイエルを特許侵害の疑いで訴える問題に発展したことがあります。一時はバリフの生産及び輸出に対する暫定差し止め命令が出されましたが、デリー高等裁判所によってその命令は一時停止されました。
バリフの危険性
バリフは日本では未承認の医薬品です。そのため、入手したい場合は、バリフ 通販または個人輸入を活用することになります。処方箋が不要で、クリニックに行かなくても手に入れることができます、ニセモノの危険性がありますので自己判断での服用はおすすめできません。
ネット通販サイトなどで購入できるED治療薬の中には、「低品質の薬」や「有効成分が全く含まれていない」などといった偽造品が含まれている場合があります。 2008 年 8 月から 2009 年 4 月の間にED治療薬を製造する4つの製薬会社が実施した調査によると、オンラインで販売されているED治療薬の半分以上 (55.4%) が偽造品です。
バリフも偽造医薬品の危険性があるという点は例外ではありません。服用すると、予期しない副作用が起こることも考えられます。